2019年12月
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2019年12月 6日 (金)

歴研研究会「私の戸籍・計帳研究-回顧と展望-」のおしらせ

正倉院文書研究にも関わる研究会のおしらせをいただきましたので、ご紹介させていただきます。

非会員の方も参加可能です。ふるってご参加ください。

      🎂         🎄         🎁

歴史学研究会日本古代史部会 12月例会(忘年会)のご案内

【研究報告】南部曻氏(北海道大学名誉教授)「私の戸籍・計帳研究-回顧と展望-」 
【日時】12月14日(土)15:00~(開場14:30~) 
【会場】早稲田大学 戸山キャンパス 32号館1階128教室 

※資料代を300円程度頂戴します。

※事前にお伝えしていた開始時間から変更がございます。ご注意ください。 

※研究報告の終了後、恒例の古本市を開催いたします。重複した本などがございましたらご持参ください。 

【忘年会】 
日時:2019年12月14日(土)18:00~20:00 
会場:早稲田大学 食堂 「戸山カフェテリア」 
会費:一般5,000円 修士3,000円 学部生1,000円(予定) 

※忘年会にご参加いただける場合には、お手数ですが、歴研日本古代史部会メールアドレス(kodaishibukai@yahoo.co.jp)へご連絡ください。

※当日の飛び入り参加も可能です。

※例会および忘年会いずれも、非会員の方でもご参加いただけます。

※忘年会会場までは運営委員がご案内いたします。 

2019年11月 1日 (金)

第38回定期研究会が開催されました

2019年10月26日、奈良女子大学において、第38回定期研究会が開催されました。

第1報告の林寺正俊氏「仏教文献学の視点から見た「五月一日経」と「五月十一日経」」は、「五月一日経」と「五月十一日経」の本文テキストを丹念に比較したものでした。ともに光明皇后発願の一切経で、それぞれ日付が「天平十二年五月一日」「天平十五年五月十一日」とあることから名付けられていますが、「五月十一日経」は願文に「藤三女」とあるように、光明皇后が私的な立場で書写させた一切経で、現存巻数はわずか11巻という珍しいお経です。文字の違いを経典の内容解釈を踏まえながら検討していく手法は新鮮でした。

第2報告の矢越葉子氏「写経破紙と兌廃稿」は、写経の際に経師が字を間違えたり、一行落としてしまった場合などに発生する破紙や兌廃稿の扱いについて、日本と中国とで比較したものです。経典を写し間違えて不要になった紙でも、宗教的な理由により再利用を控える様子からは、人々の信仰心の篤さをうかがうことができました。

第3報告の有富純也氏「「四十巻経」書写の意義ー天平宝字七年の道鏡牒をめぐってー」は、天平宝字七年七月に書写された「十一面神呪心経」30巻と「孔雀王呪経」1部10巻の書写の過程とその政治的意義を追究したものです。「藤原仲麻呂の乱」の前年の、道鏡牒によるこの写経事業は、孝謙上皇の看病のための写経であったと推測しています。

第4報告の森明彦氏「月借銭関連文書に関する基本的問題」は、宝亀年間の始二部写経事業からはじめられた東大寺写経所の月借銭運用(大勢の下級官人に少額の銭を高利で貸し付ける運用)の全体像を捉えようとする意欲的な報告でした。

会場にはさまざまな分野の専門家も参加され、多様な視点からの意見も出されるなど、討論も例年になく活発に行われました。また学部生や院生など、若い世代の参加が増えたことも、喜ばしいことです。

次回は、2020年10月24日(土)、奈良女子大学で開催予定です。

2019年10月 4日 (金)

特別展「正倉院の世界」(東博)・「第71回正倉院展」(奈良博)が開催されます【終了しました】

今秋は奈良だけでなく、東京でも、正倉院宝物を鑑賞することができます。

                 👣


東京国立博物館 御即位記念特別展「正倉院の世界-皇室がまもり伝えた美-」

     https://artexhibition.jp/shosoin-tokyo2019/

奈良国立博物館 御即位記念 「第71回 正倉院展」

  https://www.narahaku.go.jp/exhibition/2019toku/shosoin/2019shosoin_index.html

                 👣

こちらのサイトでは、関連イベントなども紹介されていますので、ぜひご覧ください。

読売新聞オンライン 正倉院展特設ページ       

  https://www.yomiuri.co.jp/shosoin/71/

宮内庁ホームページ(正倉院宝物紹介ページ)

  http://shosoin.kunaicho.go.jp/

2019年9月18日 (水)

第38回定期研究会のおしらせ【終了しました】

本年度の定期研究会は、下記のとおり開催いたします。皆様お誘い合わせの上、ご参加ください。

                     

日時:2019年10月26日(土) 13:00~17:30(予定)
会場:奈良女子大学 生態系E棟2階、E261教室【昨年と同じ場所です】
   〒630-8506 奈良市北魚屋東町 近鉄奈良駅より徒歩5分 
   http://www.nara-wu.ac.jp/nwu/intro/access/campusmap/index.html
   (正門から記念館~中庭を通り越して突き当り、一番右手の建物)

                     

研究報告:
林寺正俊「仏教文献学の視点から見た「五月一日経」と「五月十一日経」」
森 明彦「奈良朝末期の東大寺写経所の借銭事業」(仮)
有富純也「「四十巻経」書写の意義―天平宝字七年の道鏡牒をめぐって―」(仮)
矢越葉子「写経破紙と兌廃稿」

(順不同 敬称略)
 17:40~18:00 総会
 18:30~    懇親会「チャイナダイニング飛天」(費用は5,000~6,000円程度)
 
※委細決定次第、会員にはEメールにて案内文をお送りいたします。
※年会費納入につきましてもよろしくお願いいたします(当日のお支払いはご遠慮ください)。

                     

非会員の方のご参加も歓迎いたします(当日は会場整理費〈500円程度〉が必要です)。
正倉院展会期中のため、奈良市内での宿泊は混雑が予想されます。宿泊をご予定の方は、早めの確保をお願いします。
お問い合わせは、正倉院文書研究会事務局までお気軽に。
 shosoinkenkyukai@gmail.com

                     

■託児のご案内
会場となる奈良女子大学のダイバーシティ研究環境支援本部では、子育て支援の取り組みとして、イベント託児システムを設けています。
 http://gepo.nara-wu.ac.jp/childcare-support/event-childcare-system/
今回の研究会におきましても、大学側のご理解により、利用可能の見通しです。つきましては、ご希望の方がいらっしゃいましたら、研究会の事務局にお申し込みください
 *ご利用日は本年10月26日(土)です。
 *希望の時間帯(7:30~22:00)、託児対象の年月齢(満3ヶ月~12歳)をお教えください。
 *経費がかかります。詳細は上記ウェブサイトをご覧ください(「個別託児」になります)。
 *手続き上、事務局で取りまとめる必要がありますので、大学への直接申し込みはお避けください。
  お申し込みをお考えの方は、【お早めに】事務局までご連絡ください。ご利用いただけましたら幸いです。

2019年8月15日 (木)

講演会のご案内【終了しました】

9月13日(金)18:30~21:00、東京 日比谷図書文化館にて

「丸善」創業150周年記念連続講演会
飯田剛彦氏「正倉院宝物と聖語蔵経巻の魅力」
落合俊典氏「天平写経と一切経―その魅力に迫る―」
http://www.second-academy.com/about/m150th.html

が開催されます。参加無料ですが、上記サイトより事前申込が必要です。

2019年7月11日 (木)

奈良博で古写経・正倉院文書が展示されます!【終了しました】

奈良国立博物館において、古写経・古文書が展示されます!

           🐱
名品展 珠玉の仏教美術【書跡】

2019713日(土)~818日(日)〈西新館〉

 

展示一覧はコチラ↓

https://www.narahaku.go.jp/exhibition/2019mei/2019mei_108_shoseki.html

           🐱

五月一日経や隅寺心経などとともに、正倉院文書も1件、出陳されます。

「写経手鑑 紫の水」中に貼り込まれた「浄野人足解」です。宝亀年間の、いわゆる「筆手実」の1通が巷間に出たものです。『日本歴史』855号(2019年8月、最新号)の口絵に紹介されていますので、ぜひ予習の上でご覧ください!

他の古写経も見応え十分です。ぜひともご来場ください。

 

 

2019年7月 3日 (水)

静嘉堂文庫の奈良朝写経がまとめて見られます!

静嘉堂文庫美術館「入門 墨の美術-古写経・古筆・水墨画-」において、古写経が展示されます!

  名称 「入門 墨の美術-古写経・古筆・水墨画-」

  期間 令和元年8月31日(土)~10月14日(月・祝)

  時間 午前10時~午後4時30分(入館は午後4時まで)

  休館日 毎週月曜日(ただし9月16日、23日、10月14日は開館)

      9月17日(火)、9月24日(火)

  場所 静嘉堂文庫美術館(東京都世田谷区)

     http://www.seikado.or.jp/

 ※静嘉堂文庫美術館には、常設展がありません。今回が古写経をご覧いただける貴重な機会です。

                    👀‼


 和銅五年長屋王願経(大般若経 巻第二四五)、天平二年黄君満侶写の大般若経(巻第五二六、永恩具経)、五月一日経(華手経 巻第四)、善光朱印経(増壱阿含経 巻第二二)、百万塔陀羅尼、安倍小水麻呂経(大般若経巻 第四三四)が展示されます。

                     👀‼

 長屋王願経は和銅経と神亀経とがあります。和銅経は滋賀県の太平寺、常明寺、見性庵などに二百二十数巻が残っています。その願文は、『上代写経識語注釈』(勉誠出版、2016)で新しい解釈が示されています。

 大般若経巻第五二六は、末尾に朱で「句切了永恩」とあるように、鎌倉時代初期に興福寺の永恩によって集められたものです。奥書により天平二年(730)三月上旬、右京七条二坊の黄君満侶によって書写されたことがわかります。黄君満侶(黄公万呂)は、天平十八年(746)から天平勝宝二年(750)にわたって『正倉院文書』にあらわれ、数々の写経事業に参加しています。

 華手経(五月一日経)は、巻第一一が陽明文庫に、巻第一二が奈良国立博物館にあります。玄昉が持ち帰った華手経十五巻を、天平十年三~六月に書写しています。天平十二年五月一日付の願文は後からつけられたもので、紙の色が違っているのがわかります。

 善光朱印経は、法華寺の寺主「善光」の朱印が捺されている一切経です。総国分尼寺にふさわしい一切経にするために、勘経を済ませた五月一日経をテキストとして書写されました。この「増壱阿含経 巻第二二」は長い間、所蔵者不明となっていたもので、『寧楽遺文』の翻刻とかなり違います。

2019年5月 9日 (木)

2019年度定期研究会のおしらせ(予告)

定期研究会は、今年度も正倉院展会期中に、奈良での開催を予定しております。例年、秋の奈良・京都は大混雑ですので、宿泊をされる場合は早めの予約をおすすめします。

日時:2019年10月26日(土)午後

会場:奈良女子大学

詳細は決定次第、本サイトにて更新いたします。よろしくご予定ください。

2019年5月 8日 (水)

『正倉院紀要』第41号が刊行されました

『正倉院紀要』第41号が刊行されました。
http://shosoin.kunaicho.go.jp/ja-JP/Bulletin

                 ☀

目次
金銅銅鐸の製作技法と生産の様相………………………………細川晋太郎
年次報告
正倉院櫃類銘文集成(一)―古櫃―………………………………飯田剛彦・佐々田悠
正倉院の繊維製品と調庸関係銘文―松嶋順正『正倉院宝物銘文集成』第三編補訂 後編
                ……………………………………………杉本一樹

                 ☀

杉本論文は、前号にひきつづき、特別調査「麻」の報告と連動した銘文集成の後編です。全体像をふまえた一覧表とまとめがなされています。
飯田・佐々田論文は、正倉整備工事を契機に調査された総計275合の櫃について、銘文を中心とした調査成果がまとめられています。江戸時代や明治の宝物整理に関わる銘文が多い中、写経所の曹司における経巻や料紙の管理に関わる銘文も見られ、写経所研究の視点からも大変興味深い内容となっています。

2019年4月19日 (金)

奈良博で奈良朝写経を展示中【終了しました】

奈良国立博物館で開催中の藤田美術館展に、五月一日経をはじめ、多くの奈良朝写経が展示されています。

特別展「国宝の殿堂 藤田美術館展ー曜変天目茶碗と仏教美術のきらめき」

奈良国立博物館 東新館・西新館

2019年4月13日(土)~6月9日(日) 午前9時30分~午後5時

休館日:毎週月曜日、5月7日(火)

https://www.narahaku.go.jp/exhibition/2019toku/fujita/fujita_index.html

静嘉堂文庫美術館・MIHO MUSEUMとともに、「曜変天目茶碗」3つが同時公開!ということで、世間の話題を集めている特別展ですが、藤田美術館の所蔵する貴重な「仏典」が多く展示されることでも注目されます。

https://www.narahaku.go.jp/exhibition/2019toku/fujita/fujita_press_list0.pdf

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