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2013年12月26日 (木)

名古屋市博で正倉院文書が展示【終了しました】

名古屋市博物館で古代の文字資料を一堂に集めた特別展が開催されます。

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特別展「文字のチカラ―古代東海の文字世界」

会 期 :2014年1月4日(土)~2月16日(日)
休館日 :毎週月曜日(祝日の場合はその直後の平日)・第4火曜日
開館時間:午前9時30分~午後5時00分(入場は午後4時30分まで)

http://www.museum.city.nagoya.jp/tenji140104.html

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古代東海を中心に様々な文字資料が集められた、大変興味深い展示内容となっています。出品目録から正倉院文書だけをピックアップしてみましょう。

97-1 御野国加毛郡半布里大宝二年戸籍断簡《流出文書》 個人蔵
97-2 同上 復元複製                         国立歴史民俗博物館蔵
98   尾張国正税帳(複製)                          名古屋市博物館蔵
103  新羅飯万呂請暇解(※1/4-1/26の展示)《流出文書》  国立歴史民俗博物館蔵
106  天平勝宝八歳具注暦(複製)                       国立歴史民俗博物館蔵

流出文書は2点あり、97-1は現存最古の戸籍として著名な御野国(みののくに)戸籍の一部です(『正倉院文書拾遺』3号に相当。博物館HPでカラー画像を見ることができます)。103は画師(えし)の新羅飯万呂が提出した休暇願ですが、丹の包紙として再利用されたために、紙の表面が赤く汚れて皺がよっているところが見どころです(『拾遺』28号に相当)。
97-2は97-1と見比べることで復元複製の出来栄えを確認することができますし、106の具注暦(続修14巻,『大日本古文書』4巻209頁~)は、あわせて展示される具注暦木簡との比較が面白いことでしょう。

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