2017年4月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            
無料ブログはココログ

« 「平安古経展」開催中【終了しました】 | トップページ | 立川で正倉院文書の連続講座がひらかれます【終了しました】 »

2015年4月28日 (火)

『正倉院紀要』第37号が刊行されました

正倉院のホームページにて、全文をPDFファイルで読むことができます。

http://shosoin.kunaicho.go.jp/ja-JP/Bulletin

                        aries

目次

[正倉院宝物特別調査]毛材質調査報告……竹之内一昭・奥村章・福永重治・向久保健蔵・実森康宏・ジョリー ジョンソン・本出ますみ
年次報告
[宝物随想]玉箒の揺らぎ……………………阿部弘

                              aries 

毛材質調査報告では、筆・伎楽面・塵尾その他・毛氈といった毛を使用した宝物について、毛材質や技法について検討を加えたものです。私などは初めて知ることばかりだったのですが、たとえば筆は5段構造になっており、多くは5段とも同種の毛(兎・狸・馬など)を使用しているものの、天平宝物筆などは層ごとに別種の毛が使用されているそうです。他にも、鯨鬚とされていたものが猪毛や馬毛であったとか、中央アジア地域の伝統的技法を参考に、フェルトの文様技法についての理解が正されるなど、興味深い指摘が満載です。中央アジアでのフェルト制作の様子を撮影したスナップや、わかりやすい模式図、豊富な写真図版によって、専門外の読者にも大変丁寧な報告となっています。

 

年次報告には、正倉院展公開講座における2講演(佐々田悠氏「慶長櫃が語る正倉院の歴史」/成瀬正和氏「正倉と正倉院宝物―守る・伝える―」)の概要が掲載されています。

 

 

 

 

« 「平安古経展」開催中【終了しました】 | トップページ | 立川で正倉院文書の連続講座がひらかれます【終了しました】 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1410821/59802062

この記事へのトラックバック一覧です: 『正倉院紀要』第37号が刊行されました:

« 「平安古経展」開催中【終了しました】 | トップページ | 立川で正倉院文書の連続講座がひらかれます【終了しました】 »