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2015年7月 6日 (月)

正倉院文書マルチ支援データベースSHOMUSの公開を開始!

東京大学史料編纂所が、正倉院文書マルチ支援(多元的解析支援)データベースの外部公開を、2015年7月6日より開始しました。

『正倉院文書目録』(既刊1~7)を刊行中の同所が、そのノウハウを活かして作り込んだデータベースです。ぜひご活用ください。

http://wwwap.hi.u-tokyo.ac.jp/ships/shipscontroller

※『正倉院文書目録七 続々修二』が東京大学出版会より刊行されました!続々修第5~7帙(全35巻)を収録しています。こちらもぜひご参照ください。

以下、データベース構築担当者からの案内文です。

                            

正倉院文書マルチ支援(多元的解析支援)データベース SHOMUS
                                              2015年7月


 SHOMUSは、正倉院文書研究の基礎作業となる断簡のマルチ(多元的)解析を支援することを目的としたデータベースです。正倉院文書に関する種々の史料情報を断簡単位に参照・検索できます。接続する断簡や、断簡の表裏を相互に呼び出すリンク機能を備えています。また、その断簡に対応する釈文、奈良時代古文書データベース、『大日本古文書』版面画像を別画面で表示できます。

 史料編纂所ホームページの「データベース検索」から入っていただき、DB選択画面の左上ブロックの「正倉院文書マルチ支援データベース」をクリックしてください。

 2015年7月の外部公開開始時点で、正集(45巻)・続修(50巻)・続修後集(43巻)・続修別集(50巻)・塵芥(39巻3冊)の断簡データ2942件が登録済です(近日中に、続々修第1~4帙(48巻)の断簡データ382件を追加の予定)。2015年度中に、データの追加、機能の整備・拡張を行う予定です。ご期待ください。

 SHOMUSは、日本学術振興会科学研究費補助金・一般研究(A)「正倉院文書の多元的解析支援と広領域学術資源化」(2012~15年度 研究代表者:山口英男)によって開発しました。 ※SHOMUSは「しょーむず」とよみます。

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