講演・シンポジウム「漢字文化の受容」が開催されます【終了しました】
奈良県立万葉文化館で講演会、奈良女子大学でシンポジウムが、連続して開催されます。特に後者では、書状という視点からみた正倉院文書をめぐる研究報告を聞くことができるようです。
一般参加の場合は申込手続き不要、研究者として参加の場合には8月16日までに申込みが必要です。詳しくは下記サイトをご覧ください。
http://www.nara-wu.ac.jp/kodai/wakate/wakate2016.pdf
漢字文化の受容―東アジア文化圏からみる手紙の表現と形式―
主催:奈良女子大学古代学学術研究センター
共催:奈良県立万葉文化館
科学研究費基盤研究B「海外敦煌書儀・六朝尺牘文献の古代日本への受容実態の解明」(代表:信州大学西一夫)
公開講演会 日時:8月21日(日)13時~16時30分
会場:奈良県立万葉文化館
受付:12時30分~、無料
手紙の作法――書儀の実践・応用
講師:京都大学非常勤講師 山本孝子氏
書の筆法から見る木簡・尺牘の世界
講師:大東文化大学教授 河内利治氏
シンポジウム 日時:8月22日(月)10時~16時
会場:奈良女子大学文学系北棟202教室、無料
『杜家立成雑書要略』の書儀的表現
報告者:信州大学教授 西一夫氏
書状と公文―正倉院文書の書状をめぐって―
報告者:九州女子大学教授 奥田俊博氏
写経生・実務担当者の選択―「啓」という書式を選ぶ時―
報告者:奈良学園大学教授 桑原祐子氏
古文書と古往来―日本の書札礼の周辺―
報告者:関西大学教授 乾善彦氏
全体討論
司会:奈良女子大学教授 奥村和美氏