2019年度定期研究会のおしらせ(予告)
定期研究会は、今年度も正倉院展会期中に、奈良での開催を予定しております。例年、秋の奈良・京都は大混雑ですので、宿泊をされる場合は早めの予約をおすすめします。
日時:2019年10月26日(土)午後
会場:奈良女子大学
詳細は決定次第、本サイトにて更新いたします。よろしくご予定ください。
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定期研究会は、今年度も正倉院展会期中に、奈良での開催を予定しております。例年、秋の奈良・京都は大混雑ですので、宿泊をされる場合は早めの予約をおすすめします。
日時:2019年10月26日(土)午後
会場:奈良女子大学
詳細は決定次第、本サイトにて更新いたします。よろしくご予定ください。
『正倉院紀要』第41号が刊行されました。
http://shosoin.kunaicho.go.jp/ja-JP/Bulletin
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目次
金銅銅鐸の製作技法と生産の様相………………………………細川晋太郎
年次報告
正倉院櫃類銘文集成(一)―古櫃―………………………………飯田剛彦・佐々田悠
正倉院の繊維製品と調庸関係銘文―松嶋順正『正倉院宝物銘文集成』第三編補訂 後編
……………………………………………杉本一樹
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杉本論文は、前号にひきつづき、特別調査「麻」の報告と連動した銘文集成の後編です。全体像をふまえた一覧表とまとめがなされています。
飯田・佐々田論文は、正倉整備工事を契機に調査された総計275合の櫃について、銘文を中心とした調査成果がまとめられています。江戸時代や明治の宝物整理に関わる銘文が多い中、写経所の曹司における経巻や料紙の管理に関わる銘文も見られ、写経所研究の視点からも大変興味深い内容となっています。