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2019年7月

2019年7月11日 (木)

奈良博で古写経・正倉院文書が展示されます!【終了しました】

奈良国立博物館において、古写経・古文書が展示されます!

           🐱
名品展 珠玉の仏教美術【書跡】

2019713日(土)~818日(日)〈西新館〉

 

展示一覧はコチラ↓

https://www.narahaku.go.jp/exhibition/2019mei/2019mei_108_shoseki.html

           🐱

五月一日経や隅寺心経などとともに、正倉院文書も1件、出陳されます。

「写経手鑑 紫の水」中に貼り込まれた「浄野人足解」です。宝亀年間の、いわゆる「筆手実」の1通が巷間に出たものです。『日本歴史』855号(2019年8月、最新号)の口絵に紹介されていますので、ぜひ予習の上でご覧ください!

他の古写経も見応え十分です。ぜひともご来場ください。

 

 

2019年7月 3日 (水)

静嘉堂文庫の奈良朝写経がまとめて見られます!

静嘉堂文庫美術館「入門 墨の美術-古写経・古筆・水墨画-」において、古写経が展示されます!

  名称 「入門 墨の美術-古写経・古筆・水墨画-」

  期間 令和元年8月31日(土)~10月14日(月・祝)

  時間 午前10時~午後4時30分(入館は午後4時まで)

  休館日 毎週月曜日(ただし9月16日、23日、10月14日は開館)

      9月17日(火)、9月24日(火)

  場所 静嘉堂文庫美術館(東京都世田谷区)

     http://www.seikado.or.jp/

 ※静嘉堂文庫美術館には、常設展がありません。今回が古写経をご覧いただける貴重な機会です。

                    👀‼


 和銅五年長屋王願経(大般若経 巻第二四五)、天平二年黄君満侶写の大般若経(巻第五二六、永恩具経)、五月一日経(華手経 巻第四)、善光朱印経(増壱阿含経 巻第二二)、百万塔陀羅尼、安倍小水麻呂経(大般若経巻 第四三四)が展示されます。

                     👀‼

 長屋王願経は和銅経と神亀経とがあります。和銅経は滋賀県の太平寺、常明寺、見性庵などに二百二十数巻が残っています。その願文は、『上代写経識語注釈』(勉誠出版、2016)で新しい解釈が示されています。

 大般若経巻第五二六は、末尾に朱で「句切了永恩」とあるように、鎌倉時代初期に興福寺の永恩によって集められたものです。奥書により天平二年(730)三月上旬、右京七条二坊の黄君満侶によって書写されたことがわかります。黄君満侶(黄公万呂)は、天平十八年(746)から天平勝宝二年(750)にわたって『正倉院文書』にあらわれ、数々の写経事業に参加しています。

 華手経(五月一日経)は、巻第一一が陽明文庫に、巻第一二が奈良国立博物館にあります。玄昉が持ち帰った華手経十五巻を、天平十年三~六月に書写しています。天平十二年五月一日付の願文は後からつけられたもので、紙の色が違っているのがわかります。

 善光朱印経は、法華寺の寺主「善光」の朱印が捺されている一切経です。総国分尼寺にふさわしい一切経にするために、勘経を済ませた五月一日経をテキストとして書写されました。この「増壱阿含経 巻第二二」は長い間、所蔵者不明となっていたもので、『寧楽遺文』の翻刻とかなり違います。

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