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2021年2月

2021年2月17日 (水)

奈良博で新収8世紀古文書を展示中【終了しました】

奈良国立博物館の名品展「珠玉の仏教美術」にて、8世紀の古文書を展示中です。

・摂津職移案  天平勝宝二年(七五〇)四月十二日
  『大日本古文書』編年文書第25巻4頁
・越前国坂井郡符  延暦十五年(七九六)五月四日
  『平安遺文』第一巻 13号

2点とも、現在正倉院にある東南院文書のツレと思われます。

これらは、かつて奈良の石崎家に所蔵されていました。
東京大学史料編纂所架蔵の謄写本「石崎文書」には、多数の古文書・古記録断簡が収められています。
https://wwwap.hi.u-tokyo.ac.jp/ships/shipscontroller

謄写本所収のうち約半分の22点が、近年、奈良国立博物館の所蔵となりました。
https://www.nich.go.jp/wp/wp-content/uploads/2020/07/konyu2019_nara-1.pdf

今回展示されているのは、全22点のうち、6点です。

上記2通以外の展示史料(9世紀以降)は、以下の通りです。
・播磨国赤穂郡坂越・神戸両郷解写  平安時代(十二世紀) [原文書]延暦十二年(七九三)
  『平安遺文』第一巻 9号
・僧雅海家地売券  久寿二年(一一五五)十二月 日
  『平安遺文』第六巻 2828号
・御遷座祝役禄物先例  南北朝時代(十四世紀) [原]嘉禎二年(一二三六)
  『大日本史料』第5編第10巻 405頁
・五師所下文案  南北朝時代(十四世紀) [原文書]康永四年(一三四五)年


展示会場には、五月一日経や、紫紙金字金光明最勝王経(国宝)も出ています。ぜひご来場ください。3月21日まで。 https://www.narahaku.go.jp/exhibition/2020mei/2020mei_112_shoseki.html

 

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