五島美術館で奈良時代古写経を展示中【終了しました】
五島美術館展覧会「禅宗の嵐」で奈良時代の古写経が多数展示されています。
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五島美術館 [館藏]秋の優品展「禅宗の嵐」
会期: 2022年8月27日(土)~10月16日(日)
https://www.gotoh-museum.or.jp/event/open/
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「得無垢女経」(五月一日経)「優婆離問仏経」(五月一日経)・「中阿含経 巻第三十四」(善光朱印経)・「法華経 巻第五」(藤南家経)・「大般若波羅蜜多経 巻第二百二十五※」(魚養経)・「大般若波羅蜜多経 巻第二百四十八※」(長屋王願経 和銅経)・「大般若波羅蜜多経 巻第三百四十三」(長屋王願経 和銅経)・「大般若波羅蜜多経 巻第二百五十九・二百六十六※」(永恩具経 天平経)などが展示されています。※は展示期間が9月21日~10月16日
「天平十二年五月一日」付の願文を持ち、約二十年にわたり光明皇后の写経所で書写された「五月一日経」をはじめ、実忠(じっちゅう)のもと称徳・道鏡政権時に開始された「先一部写経事業」で書写された「魚養経」、年紀を有する日本最古の大般若経といわれる「長屋王願経(和銅経)」が出陳されています。ほかにも奥書に「藤南家経」とある「法華経 巻第五」、「善光」の朱印が捺され、東大寺写経所の経師としても活躍した丈部浜足(はせつかべのはまたり)の筆による「中阿含経 巻第三十四」(善光朱印経)など、盛りだくさんの展示となっています。