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定期研究会

2019年9月18日 (水)

第38回定期研究会のおしらせ【終了しました】

本年度の定期研究会は、下記のとおり開催いたします。皆様お誘い合わせの上、ご参加ください。

                     

日時:2019年10月26日(土) 13:00~17:30(予定)
会場:奈良女子大学 生態系E棟2階、E261教室【昨年と同じ場所です】
   〒630-8506 奈良市北魚屋東町 近鉄奈良駅より徒歩5分 
   http://www.nara-wu.ac.jp/nwu/intro/access/campusmap/index.html
   (正門から記念館~中庭を通り越して突き当り、一番右手の建物)

                     

研究報告:
林寺正俊「仏教文献学の視点から見た「五月一日経」と「五月十一日経」」
森 明彦「奈良朝末期の東大寺写経所の借銭事業」(仮)
有富純也「「四十巻経」書写の意義―天平宝字七年の道鏡牒をめぐって―」(仮)
矢越葉子「写経破紙と兌廃稿」

(順不同 敬称略)
 17:40~18:00 総会
 18:30~    懇親会「チャイナダイニング飛天」(費用は5,000~6,000円程度)
 
※委細決定次第、会員にはEメールにて案内文をお送りいたします。
※年会費納入につきましてもよろしくお願いいたします(当日のお支払いはご遠慮ください)。

                     

非会員の方のご参加も歓迎いたします(当日は会場整理費〈500円程度〉が必要です)。
正倉院展会期中のため、奈良市内での宿泊は混雑が予想されます。宿泊をご予定の方は、早めの確保をお願いします。
お問い合わせは、正倉院文書研究会事務局までお気軽に。
 shosoinkenkyukai@gmail.com

                     

■託児のご案内
会場となる奈良女子大学のダイバーシティ研究環境支援本部では、子育て支援の取り組みとして、イベント託児システムを設けています。
 http://gepo.nara-wu.ac.jp/childcare-support/event-childcare-system/
今回の研究会におきましても、大学側のご理解により、利用可能の見通しです。つきましては、ご希望の方がいらっしゃいましたら、研究会の事務局にお申し込みください
 *ご利用日は本年10月26日(土)です。
 *希望の時間帯(7:30~22:00)、託児対象の年月齢(満3ヶ月~12歳)をお教えください。
 *経費がかかります。詳細は上記ウェブサイトをご覧ください(「個別託児」になります)。
 *手続き上、事務局で取りまとめる必要がありますので、大学への直接申し込みはお避けください。
  お申し込みをお考えの方は、【お早めに】事務局までご連絡ください。ご利用いただけましたら幸いです。

2019年5月 9日 (木)

2019年度定期研究会のおしらせ(予告)

定期研究会は、今年度も正倉院展会期中に、奈良での開催を予定しております。例年、秋の奈良・京都は大混雑ですので、宿泊をされる場合は早めの予約をおすすめします。

日時:2019年10月26日(土)午後

会場:奈良女子大学

詳細は決定次第、本サイトにて更新いたします。よろしくご予定ください。

2018年9月21日 (金)

第37回定期研究会のお知らせ【終了しました】

本年度の定期研究会は、下記のとおり開催いたします。皆様お誘い合わせの上、ご参加ください。

 

                     

 

日時:2018年10月27日(土) 13:30~17:30
会場:奈良女子大学 生態系E棟2階、E261教室【例年と異なります。ご注意ください】
   〒630-8506 奈良市北魚屋東町 近鉄奈良駅より徒歩5分 
   http://www.nara-wu.ac.jp/nwu/intro/access/campusmap/index.html
   (正門から記念館~中庭を通り越して突き当り、一番右手の建物)

 

                     

 

研究報告:
垣中健志「正倉院文書にみる奈良時代の牛馬利用」
市川理恵「造石山寺所関係文書からみた仕丁」
森川 実「奈良時代の埦・坏・盤―古器名の整理による古代土器研究の新視点―」
スティーヴン・G・ネルソン「正倉院の琵琶譜─発見の経緯と内容比定の問題─」(仮)

(順不同 敬称略)
 17:40~18:00 総会
 18:30~    懇親会「チャイナダイニング飛天」(費用は5,000~6,000円程度)
 
※会員には基本的にEメールにて案内文をお送りしています。もし届いていないようでしたら、事務局までご一報ください。
※年会費納入につきましてもよろしくお願いいたします(当日のお支払いはご遠慮ください)。

 

                     

 

非会員の方のご参加も歓迎いたします(当日は会場整理費〈500円程度〉が必要です)。
正倉院展会期中のため、奈良市内での宿泊は混雑が予想されます。宿泊をご予定の方は、早めの確保をお願いします。
お問い合わせは、正倉院文書研究会事務局までお気軽に。
 shosoinkenkyukai@gmail.com

 

 

 

■託児のご案内
会場となる奈良女子大学のダイバーシティ研究環境支援本部では、子育て支援の取り組みとして、イベント託児システムを設けています。
 http://gepo.nara-wu.ac.jp/childcare-support/event-childcare-system/
今回の研究会におきましても、大学側のご理解により、利用可能の見通しです。つきましては、ご希望の方がいらっしゃいましたら、研究会の事務局にお申し込みください
 *ご利用日は本年10月27日(土)です。
 *希望の時間帯(7:30~22:00)、託児対象の年月齢(満3ヶ月~12歳)をお教えください。
 *経費がかかります。詳細は上記ウェブサイトをご覧ください(「個別託児」になります)。
 *手続き上、事務局で取りまとめる必要がありますので、大学への直接申し込みはお避けください。
時間が短く恐縮ですが、取りまとめの都合上、9月30日(日)を目処に締め切りといたします。ご利用いただけましたら幸いです。

2017年10月30日 (月)

第36回定期研究会が開催されました

2017年10月28日(土)午後、東大寺総合文化センター・小ホールにおきまして、今年度の定期研究会が開催されました。

開会挨拶では代表の栄原永遠男氏から、会誌『正倉院文書研究』15号の刊行が報告されるとともに、本誌は査読誌であり、若手研究者にも積極的な投稿をお願いしたい旨が述べられました。

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第1報告大杉綾花氏「能恵所持大般若経と聖語蔵乙種第215号大般若経について」は、東大寺塔頭尊勝院の経蔵である聖語蔵に残された、239巻におよぶ経巻群の性格について検討するものでした。地獄からよみがえり大般若経の書写を完遂させたという、院政期の僧・能恵が書写した写経は、早くに散逸してしまいましたが、鎌倉時代になって東大寺でそれを書き継ぐ事業がおこなわれました。大杉氏は聖語蔵経巻の奥書の検討などから、この239巻の経巻群こそが能恵の写経を書き継いだものであるとする、刺激的な内容でした。

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第2報告の
濱道孝尚氏「奈良時代の仏教受容についての一考察―『法華経』関係論疏の書写を手がかりに―」は、法華経の各種注釈書が写経所でどのように書写されていたかという視点から、奈良時代における仏教受容の特質を明らかにしようとするものでした。特に女人救済への関心から『法華玄賛』が注目され、積極的に書写されたとの指摘は、興味深いものでした。

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第3報告の
山口英男氏「正倉院文書に見える「口状」について」は、「口状」という単語の意味を再検討するものでした。日本語辞典では「口上、口頭で述べること」などと説明されているのですが、正倉院文書での用例を検討していくと、口頭伝達の内容を聞き手側が書き取った書面と理解すべきであるとして、組織としての情報共有のあり方に再考をせまる内容でした。

今回の研究会は、正倉院展の初日にあわせ、ゆかりの深い東大寺境内を会場に開催されました。台風の影響が心配されたものの、約50名の参加者を得て、盛況のうちに終えることができました。

次回は2018年10月27日(土)、奈良女子大学で開催予定です。ぜひご予定ください。

2017年9月21日 (木)

第36回定期研究会のおしらせ【終了しました】

本年度の定期研究会は、下記のとおり開催する予定です。

 

                       

 

日時:2017年10月28日(土) 13:30~17:30
会場:
東大寺総合文化センター 小ホール(地下1階)【例年と異なります。ご注意ください】
〒630-8208 奈良市水門町100番地(東大寺境内・南大門入って左手)

http://culturecenter.todaiji.or.jp/

 

研究報告:
大杉 綾花「能恵所持大般若経補写事業と聖語蔵乙種第215号大般若経について」
濱道 孝尚 「法華経の受容の一考察 -論疏類の写経事業を通じてー(仮)」
山口 英男 「正倉院文書に見える「口状」について」
(以上、敬称略)
 17:40~18:00 総会
 18:30~   懇親会

 

※会員には、Eメール(9月15日送信)、または郵便(9月22日頃配達見込み)にて、案内文をお送りしております。もしいずれも届かないようでしたら、事務局までご一報ください。
※年会費納入につきましても、よろしくお願いいたします(当日のお支払いはご遠慮ください)。

 

                       

 

非会員の方のご参加も歓迎します(当日は会場整理費〈500円程度〉が必要です)。
正倉院展会期中のため、奈良市内での宿泊は混雑が予想されます。宿泊をご予定の方は、早めの確保をお願いします。
お問い合わせは正倉院文書研究会事務局まで。

 

 

2016年11月21日 (月)

第35回定期研究会が開催されました

2016年10月29日(土)午後、奈良女子大学におきまして、今年度の定期研究会が開催されました。

第1報告の三舟隆之氏「写経所における給食の復元」は、食材や調理器具、食器についての史料を丹念に検討した上で、天平宝字6年の二部大般若経書写事業を例に古代の給食を復元したものです。実際に復元実験も行われており、支給量が一日の食料にしては多過ぎることから、余剰分が給与として支給されたとの見方を支持するなど、古代の下級官人の実態に迫る内容になっています。

第2報告の小倉慈司氏「宮内庁書陵部所蔵の奈良朝写経と聖語蔵」は、関係する手実や聖語蔵所蔵の僚巻などに言及しながら、書陵部所蔵の奈良朝写経の全体像を示したものです。五月一日経、神護景雲経、今更一部一切経や「中臣之寺」印を有する経巻があり、これらの多くが「宮内庁書陵部収蔵漢籍集覧」において画像公開されていることが紹介されました。画像は精細で大変見やすいものになっています。

第3報告の山下有美氏「天平勝宝2年~天平宝字2年の東大寺写経所と写書所」は、当該期の東大寺写経所と写書所について全面的に検討を加えたものです。両所が別組織であるとの山本幸男氏の指摘を踏まえ、案主や雑使の実態、発給文書について詳細に検討し、宝字2年の東大寺写経所は紫微中台管轄の写経機構として御願経を担ったことを明らかにし、さらに議論を場の問題に展開して、「経堂」と「書堂」を事務局と作業場とする理解を示しています。史料・表ともに豊富で、大変熱のこもった発表になりました。

第4報告の遠藤基郎氏「史料編纂所閲覧室での東南院文書の高精細画像の提供」は、学術創成研究費(田島公研究代表)によって撮影され、データベースが構築された東南院文書の公開について紹介したものです。現在、高精細の画像が史料編纂所の図書閲覧室の端末で公開されていることを、実演を交えながら報告していただきました。

今回の研究会はこれまでと異なり、奈良での開催でしたが、50名以上の方々にご参加いただき、盛況のうちに終えることができました。

次回は2017年10月28日(土)、東大寺総合文化センター 小ホールで開催予定です(東大寺南大門内、東大寺ミュージアムと同じ建物)。 ぜひご予定ください。

2016年9月 8日 (木)

第35回定期研究会のおしらせ【終了しました】

本年度の定期研究会は、下記のとおり開催する予定です。

                   
日時:
2016年10月29日(土) 13:30~17:40
会場:
奈良女子大学文学部N棟2階、N202教室 【例年と異なります、ご注意ください】
〒630-8506 奈良市北魚屋東町 近鉄奈良駅より徒歩5分 

http://www.nara-wu.ac.jp/nwu/intro/access/campusmap/index.html

                    

研究報告:
三舟 隆之「写経所に見える給食形態」(仮)
山下 有美「筆跡からみた天平宝字二年の写経所-案主・雑使・校生-」(仮)
小倉 慈司「宮内庁書陵部所蔵の奈良朝写経と聖語蔵」(仮)
遠藤 基郎「史料編纂所閲覧室での東南院文書の高精細画像の提供」
(以上、敬称略)
 17:40~18:00 総会
 18:30~    懇親会

※会員にはEメール、または郵送にて、案内文をお送りしています(10月2日頃着予定)。もしいずれも届かないようでしたら、事務局までご一報ください。
※年会費納入につきましてもよろしくお願いいたします(当日のお支払いはご遠慮ください)。

                    

非会員の方もご参加いただけます(当日は会場整理費〈500円程度〉が必要です)。
正倉院展会期中のため、奈良市内での宿泊は混雑が予想されます。宿泊をご予定の方は、早めの確保をお願いします。
お問い合わせは正倉院文書研究会事務局まで。

 

 

 

 

 

 

 

2015年11月 3日 (火)

第34回定期研究会が開催されました

0_52015年10月24日(土)午後、大阪市立大学文化交流センターにおきまして、今年度の定期研究会が開催されました。

第1報告の栄原永遠男氏「正倉院文書の構成―吉田孝氏の表の再検討―」は、1965年に吉田孝氏によって発表された、正倉院文書の全体像を把握しようとする「正倉院文書の構成表」について、その画期性を評価しつつも現在の研究状況からすると問題点も多いと指摘し、新たな「正倉院文書の構成表」を提示するものでした。「反故化の契機」に注目した吉田氏の表では抜け落ちてしまった、反故紙が写経所の「反故函」に入るまでの様々なパターンを丁寧に拾い上げており、ここ半世紀の写経所文書研究の飛躍的な進展を反映した内容と言えるでしょう。

第2報告の中川ゆかり氏「渤海国書における「彼国」と「貴国」―相手側を指す「彼」の用法から―」は、中国語の遠称表現である「彼」に対し、日本語には中称「そ」(聞き手の領域を示す)と遠称「か」(話し手・聞き手のいずれにも属さない領域を示す)とが存在することを前提に、正倉院文書中における「彼」の用例を検討していきます。相手を指す「彼(そ)」は対等か目下に対して用いられることを論じた上で、渤海からの国書(外交文書)における日本を示す「彼国(そのくに)」から「貴国」への移行を、渤海の外交方針と絡めて論じる、興味深い内容でした。

1_3第3報告の栄原永遠男氏「正倉院文書からみた奈良時代の悔過」は、奈良時代の悔過を定式化の進んだものと理解してきた従来の研究に対し、正倉院文書に見える個々の事例を再検討することで、開催時期や開催場所、本尊なども未確定な多様な様相を指摘するものでした。断片的な史料から数多くの情報を引き出し、その具体像に迫る手際は鮮やかなものでした。定式化の時期を9世紀以降と見通しつつ、平安時代以降の展開については今後の課題とのことでした。

2第4報告の山口英男氏「正倉院文書マルチ支援システム SHOMUS の概要」は、先ごろ公開の始まったデータベースシステムの紹介でした。ここでは断簡の状態や『大日本古文書』の本文・画像をみることができ、また前後に接続する断簡へジャンプすることもできます。また「研究文献」をクリックすれば、その断簡を引用した論文名とその頁、著者名などの情報が出てくるとのことでした。実演を交えての報告に、会場内の注目と期待が集まりました。

次回研究会は、2016年10月29日(土)、会場はこれまでとは変わり、奈良女子大学(奈良市北魚屋東町、近鉄奈良駅徒歩5分)で開催予定です。正倉院展で込み合う時期ですので、宿泊される場合は早めの確保をお勧めいたします。

2015年9月25日 (金)

第34回定期研究会のおしらせ【終了しました】

本年度の定期研究会は、下記のとおり開催されます。

                                                   

日時:2015年10月24日(土) 13:30~17:30
会場:大阪市立大学文化交流センター
    大阪駅前第2ビル・6階ホール(JR大阪駅前 徒歩約10分)
    
http://www.osaka-cu.ac.jp/ja/academics/institution/bunko/index.html
研究報告:

 栄原永遠男「正倉院文書の構成-吉田孝氏の表の再検討-

 中川ゆかり「渤海国書における「彼国」と「貴国」-相手側を指す「彼」の用法から-

 栄原永遠男「正倉院文書からみた奈良時代の悔過」

 山口英男 「正倉院文書マルチ支援データベース SHOMUS の概要」
                                              <敬称略>

※〈共催〉SHOMU科研グループ(基盤研究(A)正倉院文書の多元的解析支援と広領域研究資源化)
※会員には近日中に案内文を発送いたします。年会費納入につきましてもよろしくお願いいたします(当日のお支払いはご遠慮ください)。

                       

非会員の方もご参加いただけます(当日は会場整理費〈500円程度〉が必要です)。研究会終了後、懇親会も予定しております。

お問い合わせは正倉院文書研究会事務局まで。

2014年11月19日 (水)

第33回定期研究会が開催されました

2014年10月25日(土)午後、大阪市立大学文化交流センターにおきまして、今年度の定期研究会が開催されました。

1第1報告の武内美佳氏「続々修四十七帙第一巻の断片復原と基礎的考察」は、同巻に貼り込まれた多数の経典破片に注目して、経巻名を比定した上で本来の姿を復原し、その性格について検討しようという、新しい試みでした。数文字しか残らない断片を、一点一点、大蔵経のデータベースを利用して検討するという、大変根気のいる作業が基礎となっており、その上で作成された復原図・紙片模式図は、本来の経巻の姿とともに、破損の状況、それを続々修に貼り込んでいった作業風景をも彷彿とさせてくれます。

2第2報告の矢越葉子氏「東大寺図書館所蔵経巻の検討―聖語蔵経巻と正倉院文書を手がかりに―」は、昨年の同氏報告の続編とも言うべきもので、東大寺図書館の所蔵する経巻のうち、写経所文書との対比が可能な宝亀年間書写にかかるものを探索しようとするものでした。各経巻の料紙の大きさや界線の高さ、一紙あたりの行数や一行あたりの字数、あるいは筆跡など、様々な手がかりを積み重ねた研究でしたが、これらは東大寺図書館による近年の写真帳作成と目録化作業の賜物と言うことができるでしょう。

3第3報告の田島公氏「古代史研究における高精細デジタル画像の活用とその未来―「壬戌歳戸籍」問題の解明と「東南院文書」研究の進展」は、かつて林陸朗氏・彌永貞三氏・岸俊男氏らによって議論が交わされた、『続日本紀』の一部写本に紛れ込む「壬戌歳戸籍」の文字について、全く新たな根拠を用いて、それが承和九年壬戌歳であることを論証する、興味深いものでした。あわせて、報告者が代表をつとめる科研の成果として、東南院文書の高精細画像が公開されたことと、その活用法についての紹介もなされました。

今回の3報告は、いずれもスライドを活用したもので、工夫の凝らされた画像が多く提示されることで理解の助けになるだけでなく、画像データの持つ情報量の豊富さに改めて気付かされるものばかりでした。

次回研究会は、2015年10月24日(土)、会場は今年と同じく、大阪市立大学文化交流センター(大阪駅前第2ビル・6階ホール)で開催予定です。

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